コラム
KENの写真日記 No.-3
「写真」とは真実を写すもの。
言葉通り捉えればそうなり、ある区間のある時刻の一瞬を切り取り画像として保存できるのが写真機(カメラ)でした。しかし以前の写真は色彩は白と黒のグラディエーションの画像であり「嘘像」でしたが、自然色の写真より目を留めている時間が長いのはなぜでしょうか?目前ののモノクローム写真から想像しているからだと思います。
その定義からすれば、ご覧頂いている「蓮の花」「水の女神」はモノクローム写真のようですがそうではありません。ある意味で真実の色彩以上に観る者の想像を後押ししていると思いませんか?
加工された「虚像」ではなく、ある明確な意図をもって編集された芸術「作品」と言えるのです。世界最大の写真SNS「500PX」へ投稿した結果も、実像よりもパルス(評価)が高かったのです。